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タイヤにとって重要なのが空気圧です。
タイヤは適正な量の空気が入っていてこそ、タイヤ本来の役割を正常に果たすことができます。 逆にいえば空気圧が適量じゃないとタイヤを正常に使うことができません。
タイヤを交換した時には適正な空気が入っていても、日々車を使ううちに空気は少しずつ減っていき、気付かないうちに空気圧が足りなくなっています。
そうならないためにも、日常点検は欠かせません。
6ヵ月点検や12ヶ月点検、車検の時にはもちろんこの空気圧も見てくれます。
ガソリンをいれた時にスタンドで見てもらうこともできます。
さて空気圧が少ないとどういったことがあるのでしょう
- 燃費の低下
- タイヤの異常磨耗
- タイヤの破裂(バースト)
燃費の低下
自転車に乗ったことのある人ならわかると思いますが、空気の入っていないタイヤの自転車をこぐと、ちっとも前に進みません。
車も同じように空気圧の低いタイヤだと、燃費が悪くなってしまうのです。
タイヤの異常磨耗
空気圧の少ないタイヤはタイヤと道路の接する面積が大きくなります。 そのためタイヤの両端の部分が異常に磨耗していき、タイヤの寿命を縮めます。
タイヤの破裂(バースト)
空気圧が足りないとタイヤの動きが大きくなるため異常発熱し、ゴムの劣化を招きます。 そのためバーストと呼ばれる破裂、はく離といった状態になりやすく破損の原因となります。
逆に空気圧が多い場合はどうでしょうか
- 中央部分のタイヤの異常磨耗
- 乗り心地が悪い
- 衝撃キズや切りキズができやすい
中央部分の異常磨耗
タイヤに空気がパンパンに入っているとタイヤの中央の部分ばかりが、地面と接することになります。 そのため中央部分だけどんどん溝が減っていきます。
乗り心地が悪い
空気圧が高めですと、本来ならばタイヤが吸収してくれる路面との衝撃がタイヤに吸収されず伝わってきます。 そのため乗り心地はかなり悪くなります。
衝撃キズや切りキズができやすい
空気が過剰に入った状態だと少しの振動や衝撃でキズがつきやすくなります。
普段は使わないものですが、トランクに積んであるスペアタイヤの空気圧もたまに見ておきましょう。 緊急のいざという時に空気が抜けていてはスペアの意味がありません。
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